薬剤部

お薬で何か分からない事、疑問に思った事があれば気軽に質問してください。
お薬を服用してみて体調に変化があった時は薬剤師にご相談下さい。

スタッフ紹介

常勤薬剤師 9 名
薬剤助手 3 名
合計12名で、下記のような院内の医薬品に関するすべての業務を行っています。

薬剤部業務

【調剤業務】

主に入院患者さんの内服薬・外用剤・注射薬の調剤を行っています。医師の指示に基づいて、その用法・用量や組み合わせの悪い薬剤がないか監査し後問題がなければお薬を調剤します。注射薬は患者さんごとに1回の注射分ごとにケースに入れ病棟に払い出しています。特に取り扱いに注意が必要である抗がん剤については、薬剤部内で調製することで事故の防止に努めています。
外来の患者さんのお薬については院外処方箋をお渡しし、院外の保険薬局でお薬を受け取る形を取っています。院外処方箋についても入院患者さんと同様に処方内容の監査を行い、保険薬局からの問合せについては、医師との連携を図りながらお答えしています。

【薬剤管理指導業務】

当院では入院時にお薬を持参するよう勧めています。持参したお薬は、入院中に安心して使えるよう飲み合わせや副作用についてチェックし、ベッドサイドでお薬の効果、使い方、注意点等の説明をしたり、患者さんの質問にお答えしたりしています。
また外来の患者さんには、吸入器の使用方法やインスリン自己注射の手技などを指導するほか、手術や化学療法を受けられる患者さんに対しては、休薬や副作用に対する説明などを行っています。

【TPN 調製業務】

経中心静脈高カロリー輸液(TPN)は、手術後などで食事がとれない患者さんに使用する輸液です。
長時間にわたり投与するため、細菌等による汚染がないように無菌室内で調製します。無菌的に調製されたTPN を使用することは、院内感染を防ぐためにも大変メリットがあります。

【抗癌剤調製業務】

外来で化学療法(抗がん剤の点滴による治療)を受けられる患者さんの点滴注射薬を、無菌的に調製しています。事前に、外来化学療法を受けられる患者さんのレジメン(治療スケジュール)や検査結果をチェックし、安全が確認できた後でないと調整を行わないなど、厳しい安全管理を実施しています。

【医薬品情報提供業務】

お薬を有効で安全に使用するためには、たくさんの情報が必要です。医薬品情報(DI)業務では、医薬品の製造会社や種々の文献等からお薬の最新の情報を集め、医師、看護師等に提供したり、業務に役立てたりしています。また、医師等からの問い合わせにも対応しています。また、お薬の有効性と安全性を高めるために、特定の薬について血中濃度測定値を解析して医師に適正な情報提供を行い、治療計画を支援しています。

【その他の業務】

院内感染対策チーム、栄養サポートチーム、緩和医療チーム、糖尿病教室など、より良質な医療の実現のため、チーム医療のメンバーとして参加しています。また、地域のがん診療連携推進病院の薬剤部門として、がん治療にも積極的に関わっています。

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