2013年2月4日、新しく南館3階に透析センターがオープンしました。
部屋全体をホワイト×ウッド基調とし、ホテルのエントランスをイメージしています。U字型のスタッフステーションを中心にベッドを配置し、開放感のある治療室となっています。各ベッドには、アーム式液晶テレビを設置し、TV鑑賞だけでなく教育用映像や検査などの案内などが放映されるようになっています。また、睡眠やTV鑑賞に応じて調光することもできます。
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ベッド数は10床から20床に増床しました。リクライニングベッド(ヒーター付)を4床導入し、座位にて読書やデスクワークを行いながら透析治療を受けることが可能となりました。個室(2床)では、急性期の血液浄化療法や血漿交換などの特殊血液浄化療法(アフェレシス)が行え、設備的にはHEPAフィルターを備えた陰圧管理室となっています。 |
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車イスに乗ったまま、手洗いや体重測定ができるようになっています。待合室には、琉球畳の和室があり、落ち着いた雰囲気の中で透析治療前後の休憩、食事などをとることができ、楽しい談話が聞こえてきます。 |
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最新鋭の透析用監視装置と日本初の透析液調剤装置・システムを整備し、超純粋透析液(清浄度の高い透析液)の供給とon-line HDF治療も可能となり、透析の質の向上と患者様に応じた治療を提供することができます。自動(D-FAS機能)で開始・終了操作が可能となり、患者様の待ち時間短縮となります。また、透析通信システム(Future Net Web+)による一元管理を行う予定です。
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最後に、泌尿器科の先生方のご指導の下、患者様の生活スタイルや病状に合わせた適正な治療法の選択と提供をモットーに、透析室看護師スタッフとともに取り組んでまいります。