公立学校共済組合四国中央病院

改正道路交通法に伴う運転免許更新等における当院の対応について

 平成29年3月12日より施行される改正道路交通法において、75歳以上で「一定の違反をした時」又は「免許更新時」に 警察による認知機能検査を受け、認知症のおそれがあると判定された場合には、臨時適性検査を受けるか診断書提出命令により医師の診断書の提出を求められます。
 診断書提出命令を受けた高齢者は警察から送付される書類をもって、医療機関を受診することになります。
 当院では認知症疾患医療センターを設置しており、認知機能検査・診断書等の対応をできる限り行うこととしております。
 また、当院では予約制となりますので当件に係るご相談、お問い合わせにつきましては下記までご連絡ください。



四国中央病院 認知症疾患医療センター
 電話) 58-5610
 担当) 窪田・村尾
 受付時間) 月曜〜金曜(祝祭日除く) 9:00〜17:00

改正道路交通法1
改正道路交通法2
改正道路交通法3
印刷用PDF 1 2 3

こんなことに思い当たりませんか?

   ・同じことを何度も言ったり、聞いたりする
   ・物の名前が出てこない
   ・しまい忘れ置き忘れが増えいつも探し物をしている
   ・約束の日時や場所を間違えるようになった
   ・病院からもらった薬の管理ができなくなった
   ・趣味やこれまで好きだったものに興味を示さなくなった
   ・今までできていた日常生活ができなくなった
   ・水道やガス栓の締め忘れが目立ち心配
   ・財布や通帳・衣服を盗まれたと人を疑う

こんなことを相談したいのですが?

   ・認知症は何科に行けばよいのでしょうか?
   ・かかりつけ医はないのですが、受診はできますか?
   ・医師に何を説明したらよいのですか?
   ・認知症の検査ができると聞きましたが?
   ・受診させたいが、本人が嫌がっていて、どうしたらよいでしょうか?
   ・認知症の診断はしてもらったが、最近怒りっぽく介護がしんどくなっている。
   ・薬を飲んでいるが効いているのか判らない。
   ・車の運転が最近心配だ

ancer

認知症疾患医療センターの事業

 当院では愛媛県から指定を受けて、平成25年4月に認知症疾患医療センターを開設しました。
認知症の患者様の早期診断やそれに基づく専門相談などを行っています。

無料相談 (地域連携室内)
----------------------------------
TEL (0896)58-5610 / FAX (0896)56-6081

業務内容
----------------------------------
  1. 専門医療相談
  2. 鑑別診断とそれに基づく初期対応
  3. 合併症・周辺症状への急性期対応
  4. かかりつけ医等への研修会の開催
  5. 認知症疾患医療連携協議会の開催
  6. 情報発信

鑑別診断の流れ

 認知症疾患医療センターでは、認知症の鑑別診断を行っております。
認知症の鑑別診断では、認知症の有無、原因疾患、重症度などを見極めるための診察を行います。
また、鑑別診断を終えるまでに、診察と検査のために数回来院していただく必要があります。

 ・診察は予約制(電話予約)となっております
 ・初診時にかかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)をお持ち下さい
ancer ancer ancer

    どのようなことでお困りでしょうか?

   ・精神保健福祉士が相談をお受けいたします。
   ・診察を希望される方や、受診が必要な方の診察予約をお取りします。
   ・予約をお取りする際には、かかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)が必要となります。
   ・事前に電話でご本人の様子など聞き取りさせていただきます。

ancer

   ・心療内科、神経精神科の専門医による診察を行います。
   ・診察当日は、受付後に心療内科の受付にお越し下さい。
   ・患者さんの生活の様子や病状などを事前にお聞きいたしますので、一緒に生活されている方や
    状況を把握されている方が同行するようお願いします。 その後診察になります。

ancer

   画像検査について

   認知症の画像診断は、診断補助情報であり、面接、心理検査、日常生活の状態および
   身体疾患の影響と組み合わせることが重要となります。

   ancer

   脳の萎縮、梗塞、出血、腫瘍、水頭症といった脳のかたちをみる検査です。
   MRIは磁場を利用した画像です。体内に金属がある方は熱が発生したりして危険であるため撮影できませんので、
   CTでの撮影を選択します。
   CTは放射線を利用した画像です。MRIに比べて画像は鮮明ではないですが、短時間で撮影が可能です。
   アルツハイマー型認知症では海馬、頭頂葉、側頭葉、前頭側頭型認知症では、前頭葉、側頭葉の萎縮が特徴的です。
   血管性認知症では、梗塞や出血を確認します。
   ancer

   シンチグラフィとは放射線を出す薬を注射し、体内の様子を画像化することです。
   SPECTとはシンチグラフィの画像を輪切りにしたものです。
   脳においては血流が少ないところが分かります。アルツハイマー病では帯状回後部、側頭葉、頭頂葉、
   脳血管性認知症では梗塞部位と前頭葉、レビー小体型では、後頭葉、前頭側頭型認知症では前頭葉、
   側頭葉の血流低下を認めます。

   心理検査

   ancer

   正常な高齢者から認知症高齢者をスクリーニングする目的で作られた検査で、高齢者のおおまかな知的機能の
   障害の有無や程度を判定することができます。
   年齢、今日の日付、今いる場所、単語や物品の即時記憶、計算(引き算)、数字の逆唱、野菜の名前の想起など、
   9項目の問題があります。 満点は30点で、20点以下の場合は、認知症である疑いが高くなります。

   ancer

   長谷川式簡易知能評価スケールと似た問題が多くあります。加えて、図形を模写する視空間能力、文章の記載をする
   言語能力に関する項目があります。
   問題は11項目あり、満点は30点で、24点以下の場合は、認知症である疑いが高くなります。

   ancer

   記憶を中心とする認知機能検査で、アルツハイマー病に対するコリン作動性薬物による認知機能の評価を
   おもな目的としています。単語再生、口語言語能力、言語の聴覚的理解、自発話における喚語困難、口頭命令に従う、
   手指および物品呼称、構成行為、観念運動、見当識、単語再認、テスト教示の再生能力の、11の課題から
   構成されています。
    0〜70点の範囲で、得点は失点であるため、高得点になるにつれて、障害の程度が増していきます。
   認知症の重症度を判定するというよりは、継続的に複数回実施し、得点変化によって認知機能の変化を評価する
   検査です。

   ancer

   表示された図案の欠落した模様に合ったものを、6つの選択図案の中から、1つだけ選ぶテスト(45歳以上適用、36問)
   です。言語を使わずに答えられる検査のため、非言語性の推理能力(知的能力)が測定できます。
   言語を使わないので、文化的背景に影響されないのも特徴です。実施が比較的簡単かつ短時間(10〜15分)ですんで、
   採点および結果の評価にさほどわずらわしい分析などを必要としないため、スクリーニング・テストとして最適です。
   失語症および認知症の検査として、世界中で広く利用されています。

   脳波検査

   脳から出る微弱な電気をとらえることによって脳の働き具合をみる検査です。
   認知症の診断においては、せん妄、てんかんとうつ病の除外、疾患特有の波の確認に用います。
   人体への影響はまったくなく検査できます。
   ancer

   ・診察と各種検査の結果が揃いましたら、専門医による鑑別診断を行います。
   ・診断結果については、口頭で説明いたします。
   ・今後の療養についての相談をさせていただきます。
   ・診断結果により、お薬の服用や介護保険の申請を勧めさせていただくことがあります。
   ancer

   ・紹介状をお持ちの方については、紹介もと医療機関に対し診断結果を療養計画書等でお伝えし、
    引き続きサポートしていただきます。
   ・介護サービスの必要な方については、介護、福祉関係機関と連携し、ご希望に合わせ必要な情報をお伝えします。

医療機関の方へ

   ancer

    地域の医療機関が連携して、もの忘れ患者様が安心して診断・治療・療養を継続できる環境づくりに努めたいと
   考えています。そこでご案内する「四国中央市もの忘れ診断地域連携」は患者様の診断方法や受診予定を患者様と
   ご家族、かかりつけ医、病院で共有するためにつくりましたもの忘れ患者様の治療計画です。

ancer
ancer
ancer

印刷用PDFは こちら
パスを利用される医療機関の方は印刷してご使用ください。

今年度の研修会

<<平成26年度>>

四国中央保健所・認知症疾患医療センター共催 認知症支援セミナー
日時 : 平成27年2月6日 (金曜日) 19:00〜20:00
会場 : 四国中央医療福祉総合学園
 講演 (受付 18:30〜)
「脳神経外科の専門性を生かした認知症医療
                     〜認知症の薬物治療と外科治療〜」
講師:田野病院 脳神経外科 井川 直樹先生
 対象 市内の保健・医療・介護・福祉関係者・興味のある学生
 申込締切 平成27年1月30(金)
参加者の氏名、住所、電話番号を明記の上、FAXでお申込みください。
 申込先 〒799-0193 四国中央市川之江町2233番地
四国中央病院 認知症疾患医療センター
 お問合せ TEL.0896-58-5610 (認知症疾患医療センター 村尾・窪田)


過去の研修会

<<平成26年度>>

第2回 四国中央病院  認知症疾患医療センター研修会
日時 : 平成26年6月19日 (木曜日) 19:00〜20:45
会場 : 四国中央市福祉会館 4階多目的ホール
 講演 (受付 18:00〜)
 ケア・カフェしこちゅう「認知症」〜今、宇摩地区でできること!?〜
 対象 市内の認知症医療・介護に関心のある医師やスタッフ、介護支援専門員、地域包括支援センター、保健福祉行政関係者

<<平成25年度>>

第1回 四国中央病院 認知症疾患医療センター研修
日時 : 平成25年12月11日 (水曜日) 19:00〜20:00
会場 : 四国中央市福祉会館 4階多目的ホール
 講演 情報提供
          「認知症診断地域連携パス」 〜東京の事例とケアマネの関わり〜
                 四国中央病院医事課長 小泉 一行
                 (前世田谷区認知症ネットワーク事務局長)

記念講演
          「認知症医療 〜いま何が求められ、何ができるか?〜」
           愛媛大学大学院医学研究科 精神神経科学講座
                 准教授 谷向 知 先生
第20回 市民公開講座
日時 : 平成26年1月22日 (水曜日) 15:00〜16:00
会場 : 四国中央病院 3階講堂
 講演           「だいじょうぶ? あなたのもの忘れ」
           講師 四国中央病院 精神科医長
                 白石 公 先生

お問い合わせ・連絡先