麻酔科医の常時配置化について

地域中核病院として医療の質の向上を目指して

麻酔科サテライトセンターの設置〜


 日頃より当院の診療及び運営について、御高配を賜り誠にありがたく感謝申し上げます。 平成27年2月から、徳島大学の寄附講座「地域医療人材育成分野」が開設され、当院にそのサテライトセンターが設置されます。

 今までは、徳島大学麻酔科から火曜日〜木曜日の時間内に来ていただき、全身麻酔を実施していました。 このサテライトセンターの設置により、全身麻酔の実施が月〜金曜日、さらには時間外や休日の対応が可能となります。 以前、執刀医がいながらも麻酔医がいないために、手術適応の患者さんに他院への転院をお願いすることがありましたが、今後はそのようなことが改善されると考えております。

 当院は地域における、安心で安全な医療が提供できる中核病院を目指しており、患者さんの他圏域への流出を防ぐ対策の大きな一歩になると確信しています。地域の患者さんにとっては家族のいる身近な医療機関で手術を受けられることは、非常に大きなメリット があり、地域の先生方にとっても、常に連携している後方病院に、いつでも紹介できるという安心感につながるものと期待しています。

 当サテライトセンターは徳島大学の地域医療人材育成分野の業務として、専門分野における地域医療の質向上を目指す目的もありますので、救急救命等を含めた研修を地域の医療人とともに実践していきます。当院としては、病院のみならず、地域に貢献できる 診療、学術及び研修事業等を計画していますので、今後とも皆様方のご理解ご支援ご協力をお願いいたします。

四国中央病院長 鎌田正晴


Dr川人       Dr曽我
 川人伸次 麻酔科特任教授   曽我朋宏 麻酔科特任助教

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